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三道

さんどう #243

三道

さんどう

(1)煩悩・・苦のこと。 煩悩とは貪欲・瞋恚・愚癡。 とは煩悩によって起る罪障的な言動。 苦とはの言動が原因となって、六道の生死の苦しみを招くことをいう。 この三つが相通じていることから三道といい、また仏道修行の支障になるので、三障ともいう。
『当体義鈔』には、「正直方便を捨てて但だ法華経を信じ、南無妙法蓮華経と唱うる人は煩悩・業・苦の三道、法身・般若・解脱の三徳と転じて」(定七五九-六〇頁)とあり、正直に方便の教えを捨てて、ただ法華経を信じて、一心に南無妙法蓮華経と唱える人は、煩悩・業・苦の三道の迷いも法身・般若・解脱の悟りの三徳に転ずると説かれている。
(2)十界のうち地獄・餓鬼・畜生の三悪道のこと。
(3)見道・修道・無学道のこと。 『一代聖教大意』(定六〇頁)には、七聖を三道に別けて説かれている。
《『遺文辞典』教学篇「三道」の項、『岩波仏教辞典』「三道」の項》

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