妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

御髪剃

おかみそり #2135

御髪剃

おかみそり

本来の意味は、在家の人が剃髪得度して仏門に入る式のことで、剃度式の意であるが、現在は葬式に関連した語として使われている。
ち納棺に先だち、菩提寺の住職により読経、唱題の後「辞親之偈」(流転三界中、恩愛不能断、棄恩入無為、真実報恩者)を唱え、死者の頭頂に、左右中と三度剃刀を当てる形をして、得度式に擬することを指す。 つまり、このおかみそりの儀式によって、門に入ったことを確認し、戒名を授けるのである。
なお、この式は地方によってするところとしないところがあり、『宗定法要式』には項目としては載っていない。
「かみそりだて」「おこぞり」「こうずり」などの呼称もあり、禅宗、真宗の影響をかなり強く受けたものと言える。

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