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威音王仏

いおんのうぶつ #1644

威音王仏

いおんのうぶつ

法華経の不軽品に現れるの名である。
は離衰(りすい)、国は大成、同号のが二万億いたという。 不軽菩薩は、この最初の威音王仏の像法の末に出現して、礼拝行をもって修行するのであるが、教化するに当って、順縁をもってすれば目的を達し得ないので、逆縁を結んでこれを導こうとして、人々に「我深敬汝等云云」の二十四字を唱えるのである。 これによって、不軽菩薩六根清浄の功徳を得、また、これを誹謗した四衆もすべて、法華経を聞いて成仏するというのである。
聖人の『上野殿御返事』に「日蓮は法華経誹謗の国に生れて威音王仏末法の不軽菩薩のごとし」(定一六二一頁)とある。
《『遺文辞典』歴史篇「威音王仏」の項、『日蓮辞典』「威音王仏」の項》

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