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三帖和讃

さんじょうわさん #162

三帖和讃

さんじょうわさん

浄土和讃』『浄土高僧和讃』『正像末法和讃』の三帖を総称していう。 親鸞の著。
和讃とは和語で仏・菩薩・祖師あるいは教法などを嘆した歌の一種。
親鸞和讃はすべて、七・五調で一二音を一句とし、四句をもって一首とする法文歌の形式で、連作されている場合が多い。 これは和讃史上、特殊な形式に属す。
三帖和讃』は親鸞が教法を聴受し聴を歎する心情を簡単に表現したもので、真宗の根本義がわかりやすく作成されている。
その中『浄土和讃』は五篇の和讃を収めているが、浄土三部経和讃が本体をなし、三経の和讃の中では大経和讃が中心となっている。
浄土高僧和讃』は真宗伝統の七高僧の和讃で、各祖の行徳をえている。
最後の『正像末法和讃』は仏滅後、正像末の三時を経て、釈尊の遺教が衰えるという史観から、末法の今日の時機としては、弥陀の本願を信じ、念仏往生すべきことを勧めている。
親鸞の直筆と門弟真書写とでなる宝三冊が三重県津市専修寺に蔵。
《『親鸞辞典』(東京堂出版)「三帖和讃」の項》

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