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三妙為体論

さんみょういたいろん #151

三妙為体論

さんみょういたいろん

本門十妙中の基本である本因・本果・本国土の三妙をもって、三大秘法本門本尊本門題目本門戒壇の体とする論。
三大秘法は根本の体においては妙法蓮華経であり、この一大秘法の妙法蓮華経から開出された三大秘法であるということは、どの門流学でも認めている。 しかし、この根本から開出して三大秘法という形態を整えねばならぬ理由は、必ずしも一定ではなく、古来から三学為体論とか三宝為体論等、多くの説があり、三妙為体論もその一つである。 この論の拠るところは寿量品の文「如来秘密神通之力」によって本仏の三身を説くのに準じて、本門十妙の根本である三妙により、三秘を説明しようとしたわけである。
三妙は『法華玄義』七上に説かれ、その依拠とする文は寿量品に三妙とも合わせ論じられている(三妙合論)。
まず本因妙は「我本行菩薩道所成寿命復倍上数」を根拠とし、本因時の修行を表すところから本門題目に配当する。
また本果妙は「我実成仏已来甚大久遠常住不滅」の文で、本仏の果徳を表し本門本尊に配当。
更に本国土妙は「我常在此娑婆世界説法教化」の文から本仏所住の場を示し、本尊所在の所、つまり本門戒壇に配当するものである。
多くの宗学者に認められる説であるが、特に八品流の諸師に多い。

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