地取式法之大事
地取式法之大事
じどりしきほうのだいじ
正式な地鎮祭執行(『宗定法要式』地鎮式等 旧一五〇頁、新一四七頁)のために種々のものを準備するための法式のことである。
その順序はまず磁石にて東西南北等の方位を調べること。
四方に竹を建てる。
界縄を張り、天符をつける。
地祭の地所を木綿の五色の糸で四九に地割りし、四十九院を設定する。
四十九穴の吉凶を定める。
四隅に地神、四天王の柱と布の色幣を立て、中央には大地神柱と色幣を立てる。
四隅と中央に穴を堀る。
二尺八寸の木柱を用意し、要文を予め書き込んでおく、また地鎮祭に用いたものを納めるための木箱を造る。
鬼門除けの桃の木の揚枝を作る。
新品の鍬、塵取を準備する。
お曼荼羅を中央に掛ける。
その前に祭壇を設け、地引守、鬼門除の揚枝・浄塩・洗米・経石(五個ないし二五個)・五穀などを安置し、お備え餅・神酒・五色菓子・海で採れたもの・山野に産するもの(大根、芋など)等の供え物に、灯明・鏡・香・御経を厳備し、中央ワキには浄砂を盛り、その上に地祭幣を差込んで地取の式法は終るのである。