妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

印信の作法

いんしんのさほう #987

印信の作法

いんしんのさほう

信の渡しともいう。 祈祷の切紙等を弟子等に授ける時の作法で、後世『祈祷経』を伝授する時には必ずこの作法をもって相伝したものである。
いま玉沢妙法華寺蔵の『信作法』の切紙を挙げると、
信作法
「師彼ノ切紙等ヲ取テ手ニ持チ玉フ。 其又所授ノ弟子師ニ向テ五体投地ノ礼拝ヲ三参ラスル也。 是ヲ信ノ取渡ト云フ也。 此ハ師弟共ニ厳重ニ法衣ヲ着スベキ也。 無相伝ノ人ハ加様ノヲモ知ラズ、卒爾ニ伝授スル言語道断ノ次第也云云  一仰セニ云ク小学問ヲモ形ノ如クシ意得モ少シアル者カ伝授ノ義モ無ク或ハ聖教等或ハ伝授相承ノ切紙等アリト云テ雅意(我意ノコト)ニ之ヲ見テ我が物ニシテ師伝セザル非学者ヲバ越(ヲツ)三昧ノ人ト云テ学問ニ冥加無ク還テヲ蒙ル也云云  御本ニ云ク日詮授日重云云」
(今日重授日遠慶長四己亥年=一五九九=九月廿一日、日遠)

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