妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

仏神納受

ぶっしんのうじゅ #530

仏神納受

ぶっしんのうじゅ

神が祈念する者の志を受入れて守護することをいう。
善無畏三蔵鈔』に、「今既に日蓮師の恩を報ず。 定て仏神納受し給はん」(定四七六頁)とある。
本宗の祈祷も、祭祀祈祷をもって得寂の正因とするのではなく、むしろ行者の日夜の行をもって報恩とし、仏神納受を願うものである。 従って仏法は転迷開悟の法であって、祭祀祈祷を事とする法ではないにもかかわらず、日蓮宗徒は常に祭祀祈祷を行っているのは、仏法を害するものであるとの批難はあたらない。 所願の成就は法の邪正により、邪正によって仏神納受の成否がある。
また修験の成就、感応道交には、三力具足(念力と福徳力を加え五力ともいう)して、三密加持しなければならない。 そこには厳しい仏道修行が要求せられるのである。
《『遺文辞典』教学篇「神(ぶつじん)」の項》

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