妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

道場神

どうじょうじん #4971

道場神

どうじょうじん

道場とは本来釈尊の成道した地(寂滅道場)をさし、転じて仏を供養する所、寺、修法や授戒の場所、武芸修練の所、団体で修養訓練する所を称するようになった。
狭義には、特に界を限り本尊を安置し供具を整えて法道を修行する場所をいう。
これらの道場を守護する神を道場神という。
道場には本尊・神・仏・菩薩等を勧請安置するから、これらがその所を守護するのは当然であるが、その他にも地神水神宅神聞神等が夫々の場所を守ると古来考えられてきた。
日蓮聖人は、諸の小鬼小魔が法華の行者を害そうとしても、大威力をもつ道場神が守護すれば恐れることはないとして、道場神に鬼子母神・十羅刹女をあげておられる。
ち『道場神守護』に「道場の神大なれば妄りに侵嬈することなし。(略)身の両肩の神尚常に人を護る。況や道場の神をや。(略)災来るも変じて幸とならん。何に況や十羅刹之を兼ねるをや」(定一二七四頁)とあることによる。
《『修験故事便覧、『遺文辞典』歴史篇「道場神守護」の項

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