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起請文【歴史】

きしょうもん #4861

起請文【歴史】

きしょうもん

祭文、起請祭文、告文、誓文、誓詞、誓紙、神文、文、状、文状の別称がある。
ち起請とは、請願の意味であるが、実行する柄の内容に誤りがあれば、神の力によってを受けることを誓約する文書である。
起請文の起りは、古代の宇気比(うきひ)-神にかけての吉凶成否を占う行為-から転じて誓約の意味になったと考えられ、中世に発展した。
起請文の実物の上限は禄元年(九七〇)七月一六日の台座良源起請文である。
起請文は前書と神文の二つの部分とからなる。
前書は誓約の柄を書いた本文で、普通の料紙を使用している。
神文は前書の誓約の柄に違背した時に罰を当てる神仏の名が勧請されており、料紙は牛王宝という神聖な紙の裏を反して文句を書き前文に継立てる。
とくに紀州熊野権現の烏牛王の神文が有名である。
《伊木寿一『日本古文書学』、佐藤進一『古文書学入門』、日本古文書学会『古文書研究』、荻野三七彦『章』、『日本古文書学講座』中世編、『遺文辞典』歴史篇「起請文」の項、『日蓮辞典』「起請」の項、『史大辞典』四巻「起請文」の項

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