妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

賢劫

げんごう #4856

賢劫

げんごう

古代インドの世界観の一種で、優れた人の出る代という意。
ち、この世界は成(じようこう)・住(じゆうこう)・壊(えこう)・空(くうこう)の四劫の繰返しであると考えられた。
その中の住が我々の住む今の世界で、草木・土・人類等が定まり具わっている。
この住について過去を荘厳、未来を星宿劫、そして現在を賢劫という。
この現在の住には多くの菩薩が出現し世間の衆生を救うから、この住劫のことを賢劫というのである。
『撰抄』に「賢劫第九の減、人寿百歳の時」(定一〇二七頁)、『開目抄』に「住劫第九の減人寿百歳の時」(定五五〇頁)とあるのは共に釈尊出世のを指す。
《『遺文辞典』歴史篇「賢劫」の項》

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