妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

祈壇

きだん #4277

祈壇

きだん

祈祷修法を行う場をいう。
密教の密壇や護摩壇に対し、顕経たる法華経の行者の檀には古来大仰な設備はないが、修法上各流派により夫々の儀規がある。
寺院や道場で、祈祷本尊を安置し、その前に師が座す。
そのすべてを含めて祈壇と称するが、広義には、地鎮・上棟その他、在家の内外で行う修法、更に病者加持の場をも包含する。
祈祷指南書』の「当家五段檀上之荘厳」その他の相伝書にも図示説明されている。
肝要なのは師の至心敬礼の信念と勇猛精進の気魄であり、幣束、界縄、華幡、檀鏡、薫香をもって檀上を威儀し、下は敷符、木剣、数珠、咒縛(符)九字等によって緊張し、いかなるものに対しても些かも臆することなく修法に臨まねばならない。

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