妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

界内界外

かいだいかいげ #4168

界内界外

かいだいかいげ

三界の内・三界の外の略で、三界とは
(1)欲界ち欲望の強い世界ということで、この世界では段食欲(食欲)・婬欲・睡眠欲が盛んであり、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・六欲それに器世である四大洲が含まれる。
(2)色界とは浄妙の色法のある処で、欲界にも色法は存在するが穢であるため、とくに色がすぐれているところから色界といい、禅定の段階に応じて、四段階に分ける。 この世界では日月がないので、花の開閉、鳥の鳴いているか否かなどによって昼夜を分ける。
(3)無色界は欲・色の存在しない世界でどこにあるという存在ではなく、果報が勝れているので、欲・色界の上に位置されている。 禅定多く智慧の働きの少ない世界で、四段階に分けられ、有頂天になるというのは、第四段階即ち、三界の頂にあるということである。
台では界内の教に蔵教・通教、界外の教に別教・円教を当てる。 別・円両で取扱う中道の理は三界を超えた真如だからである。
《『遺文辞典』教学篇「界内」「界外」「三界」の項、『台学辞典』「界内・界外」の項》

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