妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

生身得忍

しょうしんとくにん #4148

生身得忍

しょうしんとくにん

現実の身のままで無生法忍を得ることをいう。
生身とは父母所生の身をさし、忍とは無生法忍のことで、不生不滅の真理を覚知し、決定安心することをいう。
『木絵二像開眼之』では「生身得忍の現証は純陀也」(定七九四頁)とあり、生身得忍の例として、釈尊を自宅に迎えて最後の供養をした純陀をあげ、その功徳によって純陀は現身に悟りを得たと説かれてる。 また『大田殿女房御返』には、真言宗でいう即身成仏は真義ではなく生身得忍に似た境地であり、真実の即身成仏は法華経のみに説かれた法門である(定一七五七-八頁)と説かれている。
《『遺文辞典』教学篇「生身得忍」の項》

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