妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

玄妙寺(静岡県磐田市)

げんみょうじ #4087

玄妙寺(静岡県磐田市)

げんみょうじ

静岡県磐田市見付、旧東海道沿いに所在。 本立山玄妙寺と号し、日蓮宗由緒寺院に指定されている。
開山は玄妙日什(一三一四-八二)。
『什師略伝記』によると元中二年(一三八五)日什が遠州府中で真間の日宗と法論の折、傍聴していた宿の主人が帰依し当寺が建立された。
鎌倉本興寺に次ぎ日什門第二番目の寺院である。
しかし元中五年八月二一日、当寺二世日妙の一周忌に『諷誦章』を敬白し、もって経巻相承、蓮祖直授相承を宣揚した事から当寺を日蓮聖人の立教開宗清澄寺に擬し、同八月二五日置文に「此の寺を以て此の門徒の本寺と定むる處なり」と定めた。 故に当寺を得道の寺と称し、京都妙満寺(転法輪寺)、会津妙法寺(涅槃寺)と共に日什門流の三本山と呼ぶ。
日什の定めにもかかわらず日什滅後もなく本山を妙満寺とし、什物等も妙満寺に譲り、現在は見るべきものが殆どない。
寺域も狭いが創建当初は当地ではなく『什門伝統誌』によると磐田市玄妙小路辺りに大伽藍があったのではないかと推測されている。
《『宗全』五巻、長谷川義一『什門伝統誌』》

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