たんねん
(七一一-七八二)
天台宗第六祖。
妙楽大師・荊渓大師と称する。
常州晉陵県荊渓の人。
左渓玄朗に師事して経釈を学ぶ。
天台大師の教観を注釈して三観の妙旨・三千の妙行を世に広く宣揚させたことから、天台宗中興の祖ともいわれる。
建中三年二月五日寂、七二歳。
日蓮聖人遺文にみられる著作の主なものとしては『法華玄義釈籤』『法華文句記』『摩訶止観輔行伝弘決』『止観輔行捜要記』『止観大意』『金錍論』『止観義例』『法華五百問論』などがあり、聖人はこれらをしばしば引用し、法華超勝義を宣揚した湛然を高く評価している。
《『遺文辞典』歴史篇「湛然」の項、『日蓮辞典』「湛然」の項》