妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

法座

ほうざ #3778

法座

ほうざ

法華経序品第一に「法座の上に於て、跏趺して三昧に座したもう」とある。 法を説くときの場所をいう。
口述による布教を古来、説法又は談義と呼んでいた。
或は経典を述するところから経という名を用いたこともある、その説法、談義、講経の行われる場所を法座というのが、一般的な理解であるが、現代に入って、法華系統の新興宗教といわれる教団が、特に法座と称して、信者、未信者化、訓育にあたる方式は、旧来の説法のあり方とは、また異ったものである。
数名ないし数十名が一つのグループを形成し、そこにリーダー格の人がいる。 グループの人はそれぞれに信仰上の又は人生上の質疑や悩みを話す。 皆なでそれを考え、最終的にはリーダーが法話的にそれをまとめて解答を与えてゆくといった方式―それを法座と呼んでいる。
古来の法座が説者から聴者への一方的関係なのに対して、現代の法座は相互に語り合われ、リーダーは一種のカウンセラーの役割をもつものとして、法座はカウンセリングの場所という格ももっている。
《『遺文辞典』歴史篇「法座」の項》

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