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法仏一体

ほうぶついったい #3763

法仏一体

ほうぶついったい

法とに優劣傍正を論せず一体無別とみる説。 人法一体ともいう。
古来教では法(理法教法の二義があるが仏に対する時は理法の意が強い)と仏(悟りを開いた仏陀、法に対する時は三身観のうち報身応身をさす)を対峙させ同異を論ずることを重要な学的課題としてきた。
日蓮宗でも特に本尊論争の中でこの法仏勝劣・一体の義が盛んに論ぜられている。
この本尊論に限って法仏一体論をみると、日蓮聖人の遺文からは法本尊と仏本尊の両様の見方ができ、心性日遠や観如日透らは法勝仏劣から法本尊を強調し、一妙日導・優陀那日輝らは法仏一体仏本尊を説く。
ただ法仏一体とは単純な一体ではなく、一往・再往、教観二門、始覚本覚等に約し重々に論ぜられている。
この日蓮宗法仏一体論を完成したのは日輝で、彼は法二而不二の上でを主とする。 しかし彼のとは法身に近いところに問題があろう。

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