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三鬼相承之大事

さんきそうじょうのだいじ #253

三鬼相承之大事

さんきそうじょうのだいじ

このことは現在相伝書中にある一項目のため詳細の解説はできない。
三鬼とは、の三字のことをいう。
古伝書に三鬼之大として「大集経後分に曰く、三鬼とは一には胎光魂神識と名づけ、二には幽精博魂神識と名づけ、三には相霊現魂神識と名づく、阿頼耶識に於て開いて三鬼相となす、三鬼楽しみを受云云」。
『本起経』に「云く一切衆生に三魂神有り、一には心静陰浄神、人の心中に住す則ち諦也。 二には散心智恵神、皮肉之間に住す即ち假諦也、三には一切衆生の本の三名魂神なり云云」とあって一応三鬼の解釈をしているが、三鬼の字型を見ても分かるように修法上の造字である。
この三鬼は前記の如き作用から、古来「強き咒法」なりと積善坊流に相承されている通り、祈祷修法上の根本咒法として用いられ、各種現加持には重要な意味をもち、符にも九字にも使用されている。
その祈祷法によって三鬼、五鬼、七鬼、九鬼の咒法ともなって修法を成就せしめるのである。
なおその「鬼」字は咒字であるため修法の目的によって異なる。

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