きょうし
一宗の進むべき方途を示す管長の抱負をいうが大正一二年(一九二三)及び昭和八年(一九三三)版『日蓮宗法規』には、その宗旨の章において「諸仏出世の本懐最為第一の法華経に根拠し、宗祖日蓮、釈迦所立の宗を開き本教の妙旨三大秘法を宣布し、末法の機縁に之れを奉持せしめ、以て即身成仏の妙悟を得せしむるを教旨とす」とあって一宗布教の中心生命である宗旨即ち教旨で同義異語とも解されるが、教旨は宗会開催に当って発せられているのが通例である。
現行『宗制』は布教その他の重要事項について管長が発するものを「教旨」としている。
なお、宗務総長が発するものは「諭達」という。
【補記】上記は昭和五六年発行『日蓮宗事典』掲載の内容である。