戦時体制事務局
戦時体制事務局
せんじたいせいじむきょく
昭和一六年(一九四一)一二月八日太平洋戦争勃発の日、管長酒井日慎は諭達を発し「戦時体制事務局」規定と「立正報国会」会則の施行を発布した。
前者は「時局に際し国家目的に即応して須要事務を処理する」目的を以て日蓮宗宗務院に設置し、統監部・指導部・整備部・防護部・財務部の五部が設けられ、宗務総監が局長に就任した。
後者は「宗祖の国体光顕立正報国の精神を体し、挙宗一致緇素協力して宗門の機能を最高度に発揮し以て国家の非常時局体制に即応し、皇謨翼賛聖業完遂に邁進するを目的とする」とあり、管長が総裁に推戴され、宗務総監が会長に就任している。
主な事業は、銃後強化に必要なもののほか、僧俗の修練、宗門総力の動員計画、時局に即応する寺院教会の整備活用、聖業完遂に邁進すべき信念の涵養、思想運動の展開などとされている。