酒井日慎
酒井日慎
さかいにっしん
(一八五一-一九四四)
字は恵快、謙光院と号す。
日蓮宗第二五代、二六代、三一代管長。
日蓮宗宗務総監。
池上本門寺第七三世貫首。
昭和三年(一九二八)、真間山弘法寺貫首から池上本門寺貫首となり、昭和一九年七月八日遷化するまで、本門寺の興隆に努めた。
大正三年(一九一四)日蓮宗総監に就任。
同年、宗務院を芝二本榎に新築。
関東大震災に際しては、自ら先頭に立ち、東京の被災地の慰霊巡回や被災寺の復興会を起すなどして復興に努めた。
昭和元年一〇月、管長に就任。
昭和六年の日蓮聖人第六五〇遠忌には、管長として「立正」の勅額拝戴、ご遠忌法要などを奉行したほか、前年には初めて清澄寺で開宗会を営み、中央放送局から「日蓮の夕」として講話、ドラマなどを放送するなど、遠忌事業を完遂した。
これより先、日蓮宗伝道組合を組織し、日蓮宗布教助成会へと発展させ『日蓮主義』の発刊を始め、各種の出版事業に努めた。