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師子音王仏

ししおんのうぶつ #1961

師子音王仏

ししおんのうぶつ

つぶさには師子吼鼓音王如来(ししくくおんのうによらい)という。
『諸法無行経』巻下に説かれる過去世のである。
寿は十万億那由他歳で、国は千光明、法音をもって衆生を得道させたという。
日蓮聖人は『兄弟鈔』(定九二四頁)・『諫暁八幡抄』(定一八四七頁)の中で、師子音王仏の末法に、持戒を尊ぶ勝意比丘というものがいて、喜根比丘が諸法実相を説いて、三毒即是法性と衆人に教えていることを喜ばず、衆僧の中で喜根比丘を誹謗したため、生きながら地獄に堕ち無量の苦を受けたという。
つまり日蓮聖人在世当時の良観等があたかもこの勝意比丘にあたり、我が弟子檀那はこの喜根比丘にあたると述べられている。
《『遺文辞典』歴史篇「師子音王仏」の項》

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