伽耶城
伽耶城
がやじょう
Gayā中印静マガダ国の都城。
現在のインドのベンガル州にあり、ガンジス河の支流であるナイランジャナー(尼連禅河、現在のファルガ)河に隣接する。
付近に三迦葉の事火處、前正覚山、菩提樹、金剛座等の仏教遺跡がある。
仏教経典に伽耶というのは仏陀伽耶を意味し、仏陀成道の地を指す。
遺文には『内證仏法血脈鈔』『十法界鈔』等に出る。
妙法蓮華経の如来寿量品には「今の釈迦の宮を出でて伽耶城を去ること遠からず、道場に坐して阿耨多羅三藐三菩提を得たりと謂えり」と説く。
このことを伽耶近成とも伽耶始成ともいう。
《『遺文辞典』歴史篇「伽耶城」の項、『日蓮辞典』「伽耶城」の項、『岩波仏教辞典』「伽耶」の項》