須菩提
須菩提
しゅぼだい
Subhūtiの音写。
釈尊在世中の十大弟子の一人。
解空第一、無諍第一ともいわれる。
祇園精舎を寄進した長者スダッタ(須達多)の息子と伝えられる。
釈尊が忉利天で説法され戻ってきた時に、須菩提は迎えに行かず、釈尊の身体も、我が身体もすべて空(くう)であれば迎える者も迎えられる者もないと衣を縫っていた。
そのとき釈尊は、自分を一番に礼拝して迎えたのは須菩提であるとほめたという。
釈尊の教えの中でも、物事に執着しないことを説いた「空」の思想を誰よりもよく理解したと言われる。
法華経信解品では名相如来として授記されている。
《『遺文辞典』歴史篇「須菩提」の項、『岩波仏教辞典』「須菩提」の項》