妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

五輪

ごりん #465

五輪

ごりん

(1)「五輪五体」と言う場合、両臂・両膝・頭の五箇所が円形であるところから、五体のことを五輪という。
(2)密教五大をさしていう。 ち地大・水大・火大・風大・大。 地大は方形で黄色、水大は円形で白色、火大は三角形で赤色、風大は半月形で黒色、大は宝珠形で青色。 これは大日如来の三昧耶形で、五輪塔婆はこれを表したもの。
(3)金剛界の五智如来の住する五大月輪をいう。 五解脱輪ともいう。
(4)「五輪三昧」と言う場合、地輪・水輪・風輪・金沙輪・金剛輪を五輪という。 この場合、輪とは運転と摧碾の意味、三昧は正定という。 ち行者が禅定三昧を修習するとき、必ず勇猛精進して惑を摧破し、浅きより深きに至り、凡より聖に入ること、これが輪の意味である。
《『遺文辞典』教学篇「五輪」の項、『岩波仏教辞典』「五輪」の項》

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