妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

蓮永寺(静岡県静岡市)

れんえいじ #4639

蓮永寺(静岡県静岡市)

れんえいじ

日蓮宗由緒寺院の一つ。
静岡県静岡市に所在。
貞松(みまつ)山と号す。
当寺はもと駿州松野村(現静岡市富士川町)にあったもので六老僧の一人、蓮華阿闍梨日持(一二五〇-)の開山。
松栄山芳樹院・蓮永寺と称していたという。
日持が永仁三年(一二九五)正月、中大陸への布教伝道に出立してからのち、無住同様の寺の様子を呈し、また武田氏の兵火にも遭って全く荒廃の情況をみた。
そこで徳川康の側室、お万の方養珠院)がこれを歎き、康に請うて谷の郷を拝領し、松野の寺を移してこの地に再興す。
身延二一世寂照院日乾を請じて中興の開基と仰ぎ、その方丈が出来たのは元和四年(一六一八)五月と伝える。
なおお万の方は当寺再興に際して寺領として上田一〇〇石を寄進、また日蓮聖人の真蹟、更には康遺品なども蓮永寺永代霊宝として納め、その再建に努めている。

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