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五仏章

ごぶっしょう #421

五仏章

ごぶっしょう

法華経方便品の広開三顕一正説段をいう。
長行では「仏、舎利弗に告げたまわく、是の如き妙法は、諸仏如来、時に乃し之を説きたもう」から「余乗あることなく唯一仏乗のみなり」までをさす。
偈頌では「諸仏所得の法は無量の方便力をもって衆生の為に説きたもう」から最後までをいう。
とは総諸・過去・未来・現在・釈迦のことで、章とは全体をいくつかに分けた段落のことをいう。
五仏章では総諸仏・過去仏・未来仏・現在仏・釈迦仏の五仏が、権教を先に説き、最後に実教の法華経を説いて三乗を会して一仏乗に帰入させることをいう化の方法が同じであることを説く。
『真言見聞』には「五仏章も法華経第一と見えたり」(定六五九頁)とあり、五は諸経の中で法華経が最高のえとされていると説かれている。
《『遺文辞典』教学篇「五仏章」の項》

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