男山八幡宮
男山八幡宮
おとこやまはちまんぐう
石清水八幡宮とも称す。
京都府綴喜郡の男山(海抜一四三メートル)に所在。
祭神は、誉田別尊(ほんだわけのみこと)(応神天皇)・息長帯姫尊(おきながたらしひめのみこと)(神功皇后)・比売神(ひめがみ)の三座。
清和天皇の元年(八五九)、大分県宇佐郡(現・宇佐市)に所在する宇佐八幡を祀る。
以来、皇室から庶民に至るまで尊崇篤く、鎌倉時代には源家の氏神として武家に敬拝された。
日蓮聖人は『四条金吾許御文』の中で、「還って豊前の国うさ(宇佐)の宮につき給ひ、こゝにて王子誕生あり。
懐胎の後三年六月三日と申す甲寅の年四月八日に生まれさせ給ふ。
是を応神天皇と号し奉る。
御年八十と申す壬申の年二月十五日にかくれ(崩御)させ給ふ。
男山の主、我朝の守護神、正体めづらしからずして霊験新たにおはします。
今の八幡大菩薩是也」(定一八二二-三頁)と述べ、釈尊と応神天皇の生没が同一であることは、応神天皇が釈尊の化身であると同時に、法華経の守護神であると論じている。
《『国史大辞典』一巻「石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)」の項》