妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

理体事用

りたいじゆう #4115

理体事用

りたいじゆう

理性を体とし相を用とすること。
天台宗理具論。
法華玄義釈籤』(巻二)には「理体は差し、差は用に約す」とある。
体は三千法界であるから無差別の世界、用は相のゆえに変造差別の世界である。
天台宗の観心は行者の心に実相の理を観ずる性具の理観である。
行者の心が三千法界の理性を実相の理として観ずるのは理性本具(理具)に即して変造の三千(事具)を観るものである。
衆生は迷に着して諸法の差別を見ているため、衆生妄を滅するために理に即してを観ぜしめるのである。
《『遺文辞典』教学篇「理体即相」「理体」「相」の項》

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