妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

玉女神

ぎょくにょじん #4090

玉女神

ぎょくにょじん

修法において、所願成就のために助力する守護の神の一つ。
その日の十二支より九つ目に位置す。 例えば子の日には申の方に位す。
玉女神には三種類の神がある。
(一)星玉女=諸願成就を司る。
(二)色星玉女=万を納め入れ安定を計る。
(三)多願玉女=諸の出るに当り将来の安全を守る。
その所願の主旨によって、三玉女神夫々に位置する方位を大吉方とする。
この三神は歳徳神と同等の吉方位にして、三鏡といい、あるいは宝子の珠とも称す。
大黒天の行水を修するには、大黒天を升に入れて玉女神の方に向け、銭縄をもって沸した湯を用いて洗う法、あるいは五種(沈・白檀・丁子・龍脳・鬱金〔桂枝を代用す〕を調合す)をもって、の中で洗う法等、種々の法式があって口伝されている。
何れの法式に依るも必ず「澡浴塵穢著新浄衣内外倶浄安処法座」または「諸童子以為給仕」と唱えて行水する。
なお修法の聞神は昼三夜七といって、その日の十二支より昼は三つ目、夜は七つ目に位す。
護符を拝寫するときの清浄の水を得るには、この方位において聞神の加護を願って水を汲むのを可とする。
総じて修法には吉方を用いるから、一層の信念力をもって聞神に祈念すべきである。
地鎮祭を修するとき、午の刻までは聞神。 午の刻を過ぎては玉女神の方位を吉とする。

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