しょうふくじ
山梨県南巨摩郡青柳に所在し、寿命山と号す。
もと身延山久遠寺の末で、江戸時代黒印地四九二坪を領した。
開山は昌福阿闍梨日全で、小室妙法寺の開山肥前公日伝の俗弟と伝え、永仁六年(一二九八)の開創という。
第一二世一道院日法は、正徳二年(一七一二)京都鴨川において一〇〇〇日間の修練をつみ、時の霊元天皇の御悩を祈祷したところ霊験あきらかとなった。
この功により、日法には大験者の綸旨を、身延山には日蓮大菩薩の宸書を賜わった。
以来、当山は祈祷寺として宣伝され、特に虫切加持・御符の秘法は現今においても名高いところである。
《『甲斐国志』、『身延山史』》