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日本宗教協和会

にほんしゅうきょうきょうわかい #2753

日本宗教協和会

にほんしゅうきょうきょうわかい

日本の各宗教家がその共通点において協和し、社会に貢献するを営むことを目的とした会。
詳しくは大日本宗教協和会と称し、明治四〇年(一九〇七)四月二一日南條文雄・海老名彈正・島田三郎・小崎弘道・井上哲次郎らの主唱によって結成された。
同夜の懇和会において決議した規約に次の一条がある。
「各宗教信仰及び業に干与することなく、提携し得べき範囲に於て適宜共通のを図り、協和の実を挙ぐる者とす」と。
この会の発足は現在の全日本宗教連盟、国際宗教同志会等が出現するに至る橋渡しとなった。
ち江戸幕府以来の基督教圧迫、明治政府の廃仏殿釈等に対し、明治二年まず仏教各派による「諸宗同徳会盟」が起り、同七年仏教機関紙「明教新誌」発刊、同一二年「和敬会」発足、同四〇年四月六日-八日「大日本仏教大会」開催、基督教において同年「万基督青年大会」等が開かれるに至った。
かくて明治政府初年の意図とは逆に、従来和を欠いていた全日本の宗教が団結し、協和会の発足となり、大正代を経て今日に及んだのである。
《比屋根安定『日本宗教史』(大正一三年版)》

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