妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

日心(久成院)

にっしん #2631

日心(久成院)

にっしん

(一二五六-一三四三) 久成院と号す。
山梨県南アルプス市長遠寺の開山。
日心は小室妙法寺開山日伝の俗弟で、もと真言宗にて大心房阿闍梨と号し、寺は土地の豪族加賀美遠光の祈願所であった。
兄日伝が日蓮聖人帰依したを聞き、大いに疑惑をいだき日伝を責めた。
日伝は「肉身の菩薩、大化の垂迹、今現に身延の沢に在す、往いてみるべし」(『本化別頭仏祖統紀』)といったが、なお疑をとかず、身延に日蓮聖人を尋ねた。
そしてその論をきくやたちまち疑問は氷解し、に衣を改めた。
次いで寺檀ともに改宗した。
康永二年九月二一日、八八歳で示叔した。
《『日本仏人名辞典』「日心」の項》

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