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施餓鬼会

せがきえ #2398

施餓鬼会

せがきえ

餓鬼に諸種の飲食を施す法会のことで、施食、冥陽会、施餓鬼神食などともいう。
施餓鬼会の起源については、涅槃経所説の曠野鬼の因縁、毘奈耶律所説の訶梨帝母の因縁、救拔焔口餓鬼陀羅尼経所説の焔口餓鬼の因縁などの諸説があるが、この内、阿難と焔口餓鬼の話がひろく知られ、古来の法会の組立ても、この経説に基づいている。
殊に、中宋代の天台僧遵式が、焔口経に依ってつくった「施食法」は、本宗の施餓鬼法の底本で、深草元政は、これを改訂し、優陀那日輝が、更に手を加えたものが、毘尼薩台巌編『法華礼誦要文集」所載の「施餓鬼法会儀」である。
しかし、昭和二六年(一九五一)一〇月に発行された『宗定法要式』では、「法式の成立起源にこだわらずに、より本化的色彩を明確にしよう。」という編集委員会の意図により、大幅に改訂されている。
なお、川施餓鬼といって、水難殃死者の菩提を弔うために、川岸や、水上で営む施餓鬼法会もある。
《毘尼薩台厳編『法華礼誦要文集、『遺文辞典』歴史篇「施餓鬼」の項、『日蓮辞典』『広説仏教語大辞典』『図説仏教語大辞典』『岩波仏教辞典』「施餓鬼」の項、『新版仏教学辞典』「施餓鬼会」の項

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