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庚申

こうしん #2025

庚申

こうしん

十干十二支の組合せの一つ。
庚申(かのえさる)に当る日には、特殊な禁忌や行が行われた。
から起った説であるが、人間の体には、三尸(さんし)という三つの虫が潜んでいて、庚申の日ごとに天に昇り、その人の罪を天帝に告げるというので、その夜には守庚申といって眠らずに身を慎んだという。
わがでも平安時代から宮庭貴族の間で守庚申の行が行われていたが、その中身はむしろ遊興的なものであった。
室町代頃から、教に導入されて庚申供養塔などが造立され、村々の講仲間が庚申様と呼んで、初期には山王二一社や阿弥陀三尊、江戸代に至っては、青面金剛などを祀って拝んだ。
更に神道により猿田彦に付会され、道祖神信仰にも接近した。
その外さまざまな神の名を挙げることができる。
わが宗では柴又の帝釈天が有名である。
獮猴(びこう)(大ざる)が帝釈天の使いといわれているのは申が猿に通じるところからの俗説である。
《『修験故事便覧』、『民俗の事典』、『摩訶止観、『遺文辞典』歴史篇「庚申」の項

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