妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

こう #1654

こう

父母によく従い仕えること、親思い、行、養。
また祖先の遺徳を継ぎよく仕え応えてゆくこと。
聖人は法華経は「内典孝経」(定五九〇頁)であり、支持し実践することが「第一の養」(定一四五四頁)であるとする。
「外典三千余巻にも忠の二字こそせんにて候なれ。 忠又の家より出つとこそ申候なれ」(定四四三頁)と外典の教えもが道徳の根幹をなすという。 しかし「儒養は今生にかぎる。 未来の父母を扶けざれば、外の聖賢は有名無実なり」(定五九〇頁)と述べ、外典のは今世に限る養の一分であり、未来の救済、三世にわたる孝養は法華経に極まるとし「必ず四恩をしって知恩報恩をほうずべし」(定五四四頁)と説く。
法華経に違背する者を「不第一」となし、たとえ父母でも、それをいさめ引導してゆくことが、真実の報恩養であるとする。*
《『遺文辞典』歴史篇「」の項、『日蓮辞典』「」の項》

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