妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

坐禅

ざぜん #1235

坐禅

ざぜん

坐して禅の修行をすること。
禅は(dhyāna・pl:jhāna)の音写で静慮・思惟等と訳す。
静坐して沈思・黙念し、無念無想の境地に入り、心性を究明する行法をいう。
主に禅で行う。
結跏趺坐(けつかふざ)あるいは半跏趺坐(はんかふざ)して、体をまっすぐにし、右手を左足の上、左手を右足の上に安置し、栂指と栂指とを相接せしめ、目を半眼に開いて行う。
立正安国論』には「坐禅入定の儀を全うして観の月を澄まし」(定二〇九頁)とある。 これは禅宗が現実から逃避的な観法を行じたことを示す。 坐禅を行ずることによって絶対の真理を考え、目の前の世の中の出来などにまるで心を取られないようにし、世の中の災禍がいかに重なっても、そのたたりを受けないような修行をするものがあったことを示す。
《『遺文辞典』教学篇「坐禅」の項》

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