妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

四正勤

ししょうごん #1152

四正勤

ししょうごん

天台大師の『摩訶止観』に説かれ、証悟するための修行法門である七科三十七道品(また三十七覚支、三十七菩提分法とも称される)の中の、四念処に次いで修する行品。 小乗四諦における道諦の中で示される。 「未生のは生ぜざらしむ・已生のは滅せしむ・未生のは生ぜしむ・已生のは増長せしむ」の四つをいい、『法界次第初門』中之下には「一に已生のに対して除断の為に勤めて精進す。 二に未生のに対して更に生ぜざらしめんが為に勤めて精進す。 三に未生のに対して生ぜんが為に勤めて精進す。 四に已生のに対して増長せしめん為に勤めて精進す」と見られる。
また四正勤と名付けられるのは、一心に精進してこの四法を行ずるということからで、よく懈怠を断ずる故に四正断、正しく身語意を策励する中において最勝なる故に四正勝、意中決定してこれを断行する故に四意断とも名付けられる。

← 事典トップ