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喜見菩薩

きけんぼさつ #1113

喜見菩薩

きけんぼさつ

詳しくは一切衆生喜見菩薩
一切の生きとし生ける者に愛好される姿を持つ者の意。
法華経薬王品に、薬王菩薩の過去世のときの菩薩として登場する。 薬王品によると、その昔、日月浄明徳仏に一切衆生喜見菩薩と名づける弟子がいた。
喜見菩薩は修行の結果、現一切色身三昧を得たが、この功徳を得させてもらった日月浄明徳仏と法華経に報いんとしてあらゆる供養をささげたが、身をもって供養するには如かずと思い、身を燃して千二百年の間仏を供養した。
その功徳によって同じく日月浄明徳仏の国の浄徳王の家に化生し、またこの仏を供養せんとし、仏舎利を收め八万四千の塔を立て、最後には自分の臂(ひじ)を燃して七万二千年の間供養し続けたので、無数の人々が菩提心を起し、現一切色身三昧に住することができた。 この菩薩こそ今の薬王菩薩であると。
天台大師はこの薬王品を読んで、翻然として悟ったので、薬王菩薩の化身とされる。
《『遺文辞典』歴史篇「喜見菩薩」の項》

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