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吉田兼倶

よしだかねとも #1039

吉田兼倶

よしだかねとも

(一四三五-一五一一) 室町代に唯一神道を大成した京都吉田神社の神官。
本姓は卜部氏。
『古記』や『日本書紀』から、仏教、儒教など幅広い学識を利用し、ことに法華経の「唯有一乗法無二亦無三」の文から唯一をとり、新しい神道体系である唯一神道を大成し、神祇伯の白川と神道界を二分した。
明応六年(一四九七)、当日蓮宗で盛んに信仰されていた三十番神について、大内・山門のいずれに属するかと本寺などに質問したところ、妙顕寺日芳が備中に隠棲中の日具のえをうけて書いた答書に感銘し、日芳に賀礼を送り、神慮と宗義と相違しないことを称嘆した。
《『史大辞典』一四巻「吉田兼倶」の項、宮崎英修『日蓮宗徒群像』》

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