妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

千巻陀羅尼

せんがんだらに #957

千巻陀羅尼

せんがんだらに

所願成就のため陀羅尼一〇〇〇巻を誦して祈念する。
『日蓮団全史』上(三六五頁)に、天文法難後「堺の諸寺では京都還住を祈り盛んに祈祷を重ねたが、この時に行なった千巻陀羅尼の行法が日蓮宗千巻陀羅尼の始めであるという(『両山歴譜』)」。
鬼子母神に「千団子」を供えて千巻陀羅尼を誦する年中行もある。
寺院で奉行の時は「千巻陀羅尼」厳修の御札を授与し、在家において行うは御経読誦のみである。
現存する祈念符は、身延文庫に貞享四年(一六八七)元旦の安産祈念のもの、玉沢妙法華寺蔵の寛保四年(一七四四)二月一二日付当病平癒祈念のものの切紙がある。
双方共その書式は同一である。

← 事典トップ