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十波羅蜜

じっぱらみつ #938

十波羅蜜

じっぱらみつ

十種の波羅蜜のこと。
波羅蜜とは到彼岸を意味し、菩薩が悟りに到達するための修行をいう。
・十到彼岸・十勝行ともいう。
(一)布施波羅蜜・(二)持戒波羅蜜・(三)忍辱波羅蜜・(四)精進波羅蜜・(五)禅定波羅蜜・(六)智慧波羅蜜六波羅蜜を修するための助伴となる次の四波羅蜜をあわせて十波羅蜜という。
(七)に方便波羅蜜とは巧みな方便をもって衆生を済度することをいい、布施波羅蜜・持戒波羅蜜・忍辱波羅蜜の助伴となる。
(八)に願波羅蜜とは悟りを願求することをいい、精進波羅蜜の助伴となる。
(九)に力波羅蜜とは諸法を正しく判断し、勇猛に修習することをいい、禅定波羅蜜の助伴となる。
(十)に智波羅蜜とは悟りの楽しみを受け、智によって衆生を悟りに導き入れることをいい、智慧波羅蜜の助伴となる。
華厳経』十地品や『唯識論』に説かれる。
《『遺文辞典』教学篇「十波羅蜜」の項》

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