円融寺本堂
円融寺本堂
えんゆうじほんどう
東京都目黒区円融寺にあり国指定重要文化財。
一般に釈迦堂という。
正面三間側面四間、組物禅宗様出三斗詰組、二軒繁垂木、単層入母屋造、妻虹梁大瓶朿、銅板葺。
前面一間外陣、内部架構もすべて禅宗様、旧は正面五間であったかと思われる。
室町時代――江戸時代改造。
当寺は江戸中期の禁教である不受不施派の筆頭、碑文谷法華寺として知られ、また仁王門の仁王も足利時代の安阿弥快慶の製作で、普通の像より甚だ痩せて威厳あり、江戸時代には黒仁王として信仰が厚かった。
元禄一一年(一六九八)一八世日附、八丈島に遠流となり、この時本尊日蓮聖人像を堀之内妙法寺に移し、天台宗に改め今日に至る。
釈迦堂はもと草葺で釘無しの傘堂と呼ばれたが、大正一三年(一九二三)解体修理、昭和二六年(一九六一)半解体修理。