円真寺(東京都港区)
円真寺(東京都港区)
えんしんじ
正法山と号す。
東京都港区に所在。
開山は可観院日延。
旧小湊誕生寺の末寺。
寛永三年(一六二六)頃の開創。
当初西久保にあり、のち、二本榎(今の高輪)に移る。
日延は高麗の人。
加藤清正は朝鮮の役の折、二人の王子を連れ帰り僧とした。
兄は本妙寺三世日遙、弟が日延である。
初め小湊誕生寺に住したが、不受不施問題により退出、円真寺を創した。
更に寛文八年(一六六八)頃、最正山覚林寺を、また福岡藩主黒田忠之候の帰依により、香正寺・妙安寺を開いた。
また飯高檀林第一六六世の化主となった円真寺の明静院日全は、寛政一〇年(一七九八)、身延山久遠寺より請待を受け、同一一年二月三〇日、久遠寺第五一世に晋んだ。