修正会
修正会
しゅしょうえ
正月につとめる修法という意味から修正会という。
本宗では元旦祝祷会、太歳読誦会(身延山久遠寺)、新年祝祷会、太歳三ケ日祈願(池上本門寺)などと名づけて年中安泰、除災招福の祈祷を行っているのが、これにあたる。
式次第については『宗定法要式』(平成23年改訂再版)九七頁の新年祝祷会に記載されているように、朝昏勤行の次第にも準じる。陀羅尼咒、普賢咒を誦して祈念する。
回向文の一例を挙げれば、「一会現前の清衆と共に、恭しく令和〇年元旦の吉辰を迎え、道場を荘厳し香華灯燭茶菓等を供え読誦唱題の妙行を修し、もって新年祝祷の典に擬してたてまつる。
仰ぎ願くは、十方大千等しく佛祖の力用に蘇活し、一切群生皆、新春の光明に照らされて本時の常楽を証せんことを(ここに別念祈願、回向等を入れる)高祖大士のたまわく、正月元旦は妙の一字の祭りなり。
妙とは蘇生の義なりと。
新春の御慶自他幸甚、乃至法界平等利益」。
《『国史大辞典』七巻「修正会」の項》