妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

依正成仏

えしょうじょうぶつ #615

依正成仏

えしょうじょうぶつ

依報(えほう)正報(しようほう)二報の成仏のこと。
正報の成仏とは、我々の心身の成仏をいい、依報の成仏とは、心身の依りどころとなる国土山河等の成仏をいう。
換言すると、有情界衆生動物の成仏と、非情界植物鉱物の成仏を合せて依正成仏とよぶのである。
法華円教の教理の極意は一念三千・依正不二・有情非情悉皆成仏にある。 この法華経の真によって初めて依正成仏の理が完成し「妙法」の実践によって名実共に依正成仏が顕現するのである。
ち正報の有情が成仏するならば一念三千依正不二により非情の依報も成仏する。
もし依報の草木土の成仏を許されなければ、木画二像の本尊を立てること自体が全くの無益になる。
木画二像の本尊本尊として成立するのは法華経の一念三千による依正成仏によるのである。

← 事典トップ