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他国侵逼

たこくしんぴつ #543

他国侵逼

たこくしんぴつ

の侵略をうけること。
他のから侵され攻められること。
薬師経』に説かれている七難の一つにこの他国侵逼の難がある。
日蓮聖人は『立正安国論』の中で『金光明経』『大集経』『仁王経』『薬師経』を引いて、正法を誹謗し、正法を護持するものを迫害すれば、諸天善神や聖人がその国を捨て、悪鬼が乱行し、必ず諸々の災難が起ると予言しているが、その災難の中に他国侵逼(『仁王経』には「四方の賊来りて国を侵し」と記述され、『大集経』には「兵革の災」と書かれている)を挙げるのである。
この予言は文永一一年(一二七四)蒙古来襲によって事実となり、聖人の活動の中で最も顕著な高名として後々まで喧伝されるようになる。
《『遺文辞典』歴史篇「他国侵逼難」の項、『日蓮辞典』「他国侵逼」の項、『日蓮聖人大事典』「日蓮聖人の予言」の項》

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