雨畑
雨畑
あめはた
山梨県南巨摩郡早川町。
早川支流の雨畑川中流域の山峡の集落で、地域では「あんばた」といっている。
七面山西麓にあり、七面山信仰と深いかかわりをもっている。
七面山信仰が発展し、参詣者が増えてきたころ、久遠寺と東麓の赤沢(早川町)との間にその所有権が問題となり、公訴するところとなった。
七面山は雨畑・赤沢両地にかかわりあるも、七面大明神(七面天女)は日蓮聖人の法に帰依したのであるから、山上方八町歩は神地として身延山久遠寺が所有する、との裁断によって問題は解決し、以降、七面山は久遠寺の管理所有するところとなった。
慶安四年(一六五一)の頃、久遠寺二七世日境の時という。(『身延山史』一三五頁)