開闢会
開闢会
かいびゃくえ
日蓮聖人が文永一一年一二七四五月波木井実長の招きに応じて、鎌倉から入山し、六月一七日新築の西谷御草庵に入られた日を以て見延山開闢の日(六月大会)とする。
一五日から一七日まで午前午後二回の法要が行われる。
四月の釈尊降誕会(四月大会)、一〇月の御会式(一〇月大会)と共に見延山三大会に数えられる。
開闢会の起源については『見延山史』の第三三世日享の項に「宝永七年六月、日享上人は祖師堂へ出仕の廓下を建立せり。
是れ文永十一年五月十七日は当山建立の日にして、最も報恩を営むべき日なりければ、諸国参詣者の便利の為めなり。
(略)蓋し是れ祖山開闢会の元始なりとす」(一七八頁)とある。
(なお、かつては、三日間の法会中結会の一七日に、聖人ご入山の昔を偲び、駕籠に乗った法王を中心に古式豊かな行列を整え、総門から本院まで一三町の間を繰込んだこともあった。
近年は総門から三門までを行列し、御草庵にて法会が行われている。)